ロームは、データセンターのサーバーや太陽光発電システム、バッテリー駆動のドローンなど、産業機器や民生機器向けに電流で動作状況を検知できる非接触検知、電力損失ゼロ(発熱レス)、超小型の3つを実現した非接触電流センサ「BM14270MUV-LB」を開発した。
新製品は、愛知製鋼のMI素子開発技術と、ロームの半導体生産技術、センサ制御技術が融合して誕生。高感度・低消費電流のMI素子を採用した電流センサとして、電流センサ内に配線を引き込む必要のない非接触検知を可能にし、さらに業界最小サイズ(3.5ミリメートル角)・低消費電流動作(0.07mA、従来品比100分の1)を実現した。