処理能力を2倍以上向上
東芝インフラシステムズは産業用コンピュータとして、ラックマウントからデスクトップ、スリムなど用途に応じた幅広いタイプのラインアップを誇る。いずれも、産業用コンピュータで30年以上培ってきた技術により、これからの循環型社会の社会システムに対して、長期間の安定稼動による高い信頼性獲得、および長期の供給・保守体制を確立することで、既存顧客、新規顧客をしっかりサポートすることをコンセプトにしている。
今年1月にはスリム型「FA2100T model 600」の販売を開始したほか、ラックマウントタイプの「FR2100T model 700」にWindows Serverを搭載したモデルの発売も近々予定している。
スリム型産業用コンピュータ「FA2100T model 600」は、上位モデルほどのCPU性能までは必要としないお客様向けの低価格スリム型モデルである。従来機種に比べ処理能力を2倍以上向上するとともに、機器構成についても、レスオプションを用意し、必要最小限の構成を選びやすくした。また高信頼のECC機能付き最大8GBのメモリを実装でき、エッジコンピューティングなどの大規模データを扱う用途に最適。
一方、産業用コンピュータとPLCを統合したユニファイドコントローラ「nv-packシリーズtypeFA」は、Linuxによるリアルタイム制御と仮想環境のWindows10プラットフォーム実現でIoT化ニーズに対応できる。