ベッセル(大阪府大阪市)は、本締めボールポイントレンチなど、L型レンチの追加23アイテムと、新たにTバーハンドルドライバー、フラッグハンドルドライバーを4月2日に発売した。
新製品は、ねじれや折れに強いオリジナル鋼材のEX鋼金を使用したマグネット入り。自社設備の熱処理を行い、全身焼入を施しており、摩耗に強い材料硬度とサビに強いメッキなど、優れた材料特性を引き出している。
本締め可能なボールポイント形状は、最大傾き角38度。レンチを傾けると駆動する位置が六角穴のいる口付近に移動し、首部が太くても、最大38度の傾き角度が得られる。ネジを締める時に障害物に接しても、レンチが抜けやすい設計になっており、ボール部が六角穴にはまり込んで抜けなくなることがない構造になっている。また、ボール部の保証トルク値は標準締付けトルクの約2倍を実現。
奥まった箇所で効果的な長軸仕様は、ボールポイント側の軸を長くした「ロングタイプ」に新たに4サイズ追加。
Tハンドルドライバーは、力が入りやすいT型ハンドルとなっており、フラッグハンドルドライバーは、クランプネジの締付けトルクに合わせたハンドルサイズを用意。早回し時には、細径部を使用すると便利。インチサイズの六角穴対応もそろえている。
用途:各種金型、工作機械類、ロボット、自動機、自動車、二輪車整備などの各種組み立て、メンテナンスなどに