ヒロセ電機とドイツのハーティングは4月4日、シングルペアイーサネット(SPE)対応コネクタの共同開発と標準化、販売推進で協業すると発表した。
SPEは、1対のツイストペアケーブルでイーサネット信号を流す伝送技術。両社が開発するシングルペアイーサネットコネクタは、IEE802.3 BASE-T1の標準規格に採用されている。
両社は16年に10ギガビットイーサネット用小型インターフェースコネクタで協業しており、今回はシングルペアイーサネットによる新コネクタ技術の普及に向けた技術提携となる。
提供する製品群はコネクタ、ソケット、ケーブルおよび機器側のケーブルセットを想定し、嵌合面の標準化をはじめ、周辺部品を総合的に提供するとしている。