横河電機は、ノルウェー・フォルネブに制御事業の販売、サービスの機能をもつ「ヨコガワ・ノルウェー」(ヘルマン・ヴァン・デン・ベルグ社長、資本金95万ノルウェー・クローネ)を2月14日に設立し、4月から業務を開始した。人員は2人。
ノルウェーは、同社が注力事業としている再生可能エネルギーや医薬品・食品産業での成長が期待され、また、同国はヨーロッパの低炭素経済を牽引しており、天然資源依存からの脱却と産業の多様化が急速に進んでいる。ノルウェーではこれまで現地にある代理店や駐在員事務所を通じて、石油・ガス分野の開発・生産工程、製油所、LNGプラント向けの制御システムやフィールド機器などの製品とサービスを提供。
2017年7月には、石油採掘現場や輸送パイプラインの配管内のつまりや腐食を防止するためのケミカルインジェクション(薬剤注入)について高度な技術を有する、同国のテックインベント2を買収している。