電子情報技術産業協会(JEITA、柵山正樹会長)は、「JEITAベンチャー賞」の受賞企業3社を3月26日発表した。
同賞は、電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもので、これまで気鋭のベンチャー企業21社が受賞、今年で4回目となる。
今回も、成長性(先導性)、波及性、社会性の3つの視点から審査が行われ、小型、高速かつ省電力のオンボード型光トランシーバ「光I/Oコア」を開発したアイオーコア(東京都文京区)、AIを搭載した特許審査シミュレーション・システムを開発、サービス提供を開始したAI Samurai(東京都千代田区)、産総研で開発された赤外線カラー暗視技術を事業展開するナノルクス(茨城県つくば市)の3社が受賞した。
受賞した3社は今後、JEITAの活動への参画や、CPS/IoT総合展「CEATEC」への出展、JEITA主催のシンポジウムやセミナー等への登壇、JEITA会員企業との交流支援などが予定される。