日本電機工業会(JEMA、柵山正樹会長)は、2019年度電機工業技術功績者の受賞者を発表した。
電機工業技術の進歩発展に貢献した会員企業の技術者の功績をたたえる同賞は今回で68回目。
今回は最優秀賞2件6人、優秀賞3件8人、優良賞17件45人、奨励賞56件146人の78件205人が受賞。また、委員会活動では、優秀賞2件30人、優良賞3件8人、奨励賞1件15人が受賞した。
最優秀賞は、重電部門の「三相一回線ユニットの一体輸送化と据付工機の大幅短縮に対応した550kVガス絶縁開閉装置の開発」で、東芝エネルギーシステムズの松本詠治、四戸康太、杉山裕紀の各氏。
もう1件は初めてものづくり部門からの選定で、「酸化膜レス界面制御胴-アルミニウム高強度接合プロセスの実用化」で日立産機システムの相馬憲一、丸山英介、筒井宏の各氏。
また、委員会活動の優秀賞で「FL-netの国際標準化」功績でネットワーク推進特別委員会が受賞した。