コンテック(大阪市西淀川区)は、ディスプレイスタンドにPC機能を内蔵した産業用オールインワンPC「STAND-PCシリーズ」に、第8世代インテルCoreプロセッサ搭載の高性能タイプを追加、4月9日から受注開始した。
STAND-PCは、タッチ操作ができる大画面の表示端末として2018年9月から発売。製造ラインの工程管理や作業指示、産業機器の操作パネルなどに採用されている。今回、さらに高性能タイプを開発し、ディスプレイ、CPU、メモリ、ストレージ、無線LANなどを選択できるBTOを採用しており、用途や予算に合わせた最適なスペックを選ぶことができる。
タッチパネルディスプレイは2種類。「SPT-200A-22TP」は、広視野角で視認性に優れたIPS方式の産業用タッチパネルディスプレイを採用しており、10点静電容量式マルチタッチ対応でタブレットPCやスマートフォンのようなタッチ操作が可能。ディスプレイ前面部はIP54規格適合の防塵・防滴設計となっている。「SPT-200A-22TR」は、コストパフォーマンスに優れたVA方式のタッチパネルディスプレイを採用し、2点光学式マルチタッチ対応で、作業用手袋をしたままでの操作も可能。
このほか、豊富な拡張インターフェイスの装備や新構造筐体、長期安定供給、最新組み込み機器向けOSのプレインストールなどが特長。ディスプレイ、スタンド、PC本体を組み付け済みで出荷するので、すぐに使用が可能。