ピーアンドエフ(横浜市緑区)は、セーフティ近接センサの新シリーズ4種類を発表した。
新製品は、円柱型、角型のテーブル引き出しやコネクタタイプの接続方法などがある計4シリーズで、EU機械指令(EN13849)のパフォーマンスレベルPLd、カテゴリ2、安全度水準SIL2に準拠したTUV認証済み製品。機械や設備のセーフティ化と、確実な位置検出を可能にしている。動作温度範囲が拡大し、EMC耐性も向上してE1認証を得ているため、安全性が必須となる車両や工場内での移動体にも使用が可能。
また、検出ターゲットに専用コードを貼る必要がなく、金属の可動部をそのまま検出ターゲットとして利用ができる。センサに不感地帯がないため、特別な調整が不要で簡単に取り付けを行うことが可能。
標準化した出力信号開閉装置(OSSD)が搭載されており、安全モジュールや制御パネルに接続して信号や診断情報の送信が可能。また、定期的な機能検査が少なくてよいため、安全回路への組み込みも簡単となっている。