デンソーウェーブは、東日本FAセンターを横浜市から東京都江東区(ゆりかもめ「テレコムセンター駅」徒歩2分)に移転し、名称を「東京FAセンター」に変更、4月8日開設した。同社は全国に7拠点のFAセンターがあるが、東京都内の開設は初となる。
FAセンターは、同社ロボットの基本操作から実践的な使い方までを講習するロボットスクールや、ユーザーに合った自動化を検証するテストブースがあるロボット施設。東日本FAセンターではスクール用ロボットが6台だったが、東京FAセンターは9台に増設し、従来は同一スペースにあったロボットスクールエリアとテストブースを、東京FAセンターでは分けて設置し、ユーザーの秘匿性と利便性の向上を図っている。
ロボットスクールは、社内で行ってきた40年に渡る教育実績をもとに、「基本コース」「保全コース」、さらにユーザーに合わせたカリキュラムの組み立てが可能な「オンデマンドコース」などを用意。受講者1人につきロボット1台を使える環境を整備しており、2018年度のスクール参加人数は、前年度比118%となった。
ロボット検証テストは、5月以降実施予定。