注目の初開催も!!
約400社が最新技術・製品展示
メカトロニクス、エレクトロニクスにフォーカスしたアジア最大級の専門技術展「TECHNOFRONTIER(テクノフロンティア)2019」と、新規開催となる、日本のものづくりと新産業の創出を支援する総合展「INDUSTRYFRONTIER(インダストリーフロンティア)2019」が、4月17日~19日、幕張メッセ(4~6ホール)で開催される。
出展社数は約400社、期間中は3万2000人の来場が見込まれている。業界の最新動向がわかる特別講演会や出展社セミナーも多数実施。
開場時間は10時-17時、入場料は3000円(Webでの事前申し込み、招待券持参者は無料)。日本能率協会主催。また、併催で「第5回国際ドローン展」「交通インフラWEEK2019」も7ホールで開催される。※写真は前回のTECHNOFRONTIERの様子
TECHNO-FRONTIER2019
10専門展で構成
「TECHNO-FRONTIER2019」は、メカトロニクスとエレクトロニクス、またそれらに関連する専門領域の最新技術と製品が展示され、各領域に対応した技術シンポジウムも開催される、アジア最大級の専門トレードショー&カンファレンス。37回目を迎えるモータ技術展をはじめ、10の専門展で構成されている。
モータ、電源、センサなどの要素技術から製品設計に関するソリューション技術まで、幅広い製品・技術の展示紹介と、最新の技術動向が学べる技術シンポジウムが同時開催されるイベントとして、研究開発や設計に関わるエンジニアが多く来場し、高い支持を得ている。
構成展示会は、「第37回モータ技術展」「第28回モーション・エンジニアリング展」「第12回メカトロニクス技術展」「第6回センシング技術展」「第1回部品設計・加工技術展」「第34回電源システム展」「第11回次世代給電技術展」「第11回バッテリー技術展」「第32回EMC・ノイズ対策技術展」「第21回熱設計・対策技術展」の10の専門展で構成されている。
また、毎回大好評の「自動車カットモデル展示コーナー」も実施。今回は、トヨタ「50プリウス」、日産「ノートe-POWER」「リーフ」の車両ハーフカットモデルと、マツダ、トヨタ、日野のエンジン単体カットモデルの展示を予定している。
▽モータ技術展
あらゆる分野・用途に不可欠なモータに関する最新・最適ソリューションが集合。小型・精密から大型の各種モータをはじめ、制御技術、計測・解析技術、材料・素材など、幅広い製品や技術が紹介される。
▽モーション・エンジニアリング展
アクチュエータシステム、モーション・メカニズム、機械要素、モーション・コントロール、モーション・センサなど、駆動・伝達・制御の最適ソリューションが出展。実機の展示やデモ実演で一度に多数を比較することができ、その場で技術的な話がしやすいという展示会ならではのメリットを体験できる。
▽メカトロニクス技術展
電機・電子機器、自動車、輸送機器、産業機械など、あらゆる分野の“自律・自動化”を実現する、最新のメカトロニクス技術がそろう専門技術展。同展と関連の強いモータ技術展、モーション・エンジニアリング展、センシング技術展が同時開催されることで、より幅広い製品・技術の情報収集ができる。
▽センシング技術展
各種センサから画像処理、応用技術まで“センシング”に関する最新の製品・技術が集合。IoTや自動運転等の次世代のニーズに向け、より新しい技術の情報収集の場として、多くのエンジニアが活用している。
▽部品設計・加工技術展
初開催となる同展は、各種製品に求められる機能の高度化・複雑化に対し、その要求を満たすための各メーカーの設計・生産技術エンジニアの課題解決の糸口を提案する“匠の技術”や企業が集結。部品の設計、試作、材料選定から量産対応まで、最新情報・最新技術の情報収集の場となっている。
▽電源システム展
パワーエレクトロニクス、パワーコンディショナー等による電力変換や、UPS、キャパシタなどによる電力安定供給に関する最新技術が集合。日本で唯一の最大専門技術展として、産業機械、自動車、電機機器や精密機器をはじめとするあらゆる業種のエンジニアが毎回多数来場している。
▽次世代給電技術展
給電技術、微少な発電技術、その構成部材・評価装置などを対象にした、発電・給電に関する専門展示会。EVなどの大電力を要するアプリケーションの場合はWPT、IoTのセンサへの活用ではエネルギーハーベスティング技術など、発電・給電技術の見直し・開発が進んでいる今、注目の展示会となっている。
▽バッテリー技術展
LIB、NAS電池、空気電池などの蓄電技術や、その構成部品・評価装置の研究開発・設計・製造技術などが一堂に会する専門展。近年のEVの普及に伴い、必要不可欠となった自動車用のバッテリーや、災害時の電力の安定供給など、開発がさらに加速している蓄電池の最新情報が集結する。
▽EMC・ノイズ対策技術展
電磁波ノイズ対策部品や材料をはじめ、計測機器・測定施設からコンサルティングまで、EMC・ノイズ対策に関するあらゆる製品・技術がそろう国内唯一の専門技術展。最新の規格動向や、基礎から応用レベルを網羅した製品設計と対策事例などが紹介される。
▽熱設計・対策技術展
「熱に関する総合ソリューション」を提案する展示会として、熱解析や熱設計・技術から、熱対策製品・材料等が集まる専門展。電子部品・機器の小型化・高密度化に伴い重要性を増している熱に関する総合的なソリューションが出展。
INDUSTRY-FRONTIER2019
日本のものづくりを支援
初開催となる「INDUSTRY-FRONTIER2019」は、TECHNO-FRONTIERから派生した、日本のものづくりと新産業の創出を支援する総合展。「ものづくりにおけるIoTの導入・活用について、業界動向をウォッチしたい」「最適生産、予知保全、品質向上、省人化などIoT・AIに関する技術や事例を知りたい」「情報活用に必要なセンサ、機器・装置、制御、ネットワークなどの最新製品・技術情報がほしい」など、まさに現在の工場の課題に応える展示会となっている。トータルな対応へのニーズが高まっているものづくり業界において、上流から下流までを俯瞰できるイベントとして、主にエンジニアから高い関心が寄せられている。
同展は、「第1回“つながる工場”推進展」「第1回生産と工場の設備・機器展」「第1回開発・設計・生産システム展」「第1回AIとロボティクス産業展」の4つの専門展で構成。計28社(44ブース)が出展する。
また、4・5ホール内の特設会場では、特別企画「IoTが拓く次世代ものづくりの世界~生産現場のIoTがわかる、つながる、できる~」を実施。入門的内容から実践・導入事例まで、パネルや実機による簡易展示を行う。参加企業は、ORiN協議会、ジェイテクト、日立産機システム、ファナック、三菱電機、安川電機、WIBU-SYSTEMS。
▽“つながる工場”推進展
ものづくりIoTのための“つながる工場”を実現する製品・技術を一堂に展示。「IoTとは何か?」「IoTでなにができるのか?」といった導入段階の相談から、専門的な課題まで、自社に合う最適ソリューションの情報収集が行える展示会。
▽生産と工場の設備・機器展
加工・組立機、搬送機、検査器、制御器など、製造業向け生産設備・工場備品・システムの専門技術展。日本で提唱されているSociety5・0の基盤となる設備・機器・システムを紹介する。
▽開発・設計・生産システム展
製品の開発・設計から生産・製造まで、ものづくりに必要なシステム・ソフトウエアに焦点をあてた総合技術展。専門性の高いデジタルエンジニアリングツール、生産・製造プロセスを対象とした確実なQCD管理を実行するための各種生産システム、製品の企画から廃棄まで最適なPLMを一貫して支援する統合プラットフォームなど、各プロセスや課題に応じたソリューションが出展。
▽AIとロボティクス産業展
AI活用のためのあらゆる技術を紹介。省人・省力化、業務効率化、日常生活の利便性向上、新ビジネスの創出など、ますます期待が高まり進化しているAI技術。リアルな情報収集の場として活用できる場となっている。