インバータが堅調拡大
安川電機の2019年2月期連結決算は、売上高が4746億3800万円、営業利益が497億6600万円、経常利益508億4400万円、当期純利益411億6400万円。
同社は17年度から決算期を変更しており、年度比較はできないが、売上高は過去最高となった。
セグメント別売上高、営業利益は、モーションコントロールが2054億2300万円、339億700万円、ロボットが1779億9500万円、172億9800万円、システムエンジニアリングが594億6300万円、6500万円、その他が317億5500万円、4億4600万円。
モーションコントロールは、インバータは堅調推移したが、ACサーボ・コントローラがスマホや半導体関連の設備需要が減速した影響と米中貿易摩擦による中国での製造業全般の投資抑制から伸び悩んだ。ロボットは、自動車向けに塗装・溶接ロボットが高水準であった一方、スマホなど一般産業向けの販売落ち込みが影響した。
20年2月期は、売上高4650億円(前年度比2%減)、営業利益465億円(同6.6%減)、経常利益480億円(同5.6%減)、当期純利益350億円(同15.0%減)を予想している。