「FOOMA JAPAN2019(国際食品工業展)」(主催=日本食品機械工業会)が、7月9日から4日間、東京ビッグサイト(西展示棟、南展示棟)で開催されるが、このほど開催概要が固まった。
今年で42回目を迎えるアジア最大級の「食の技術」の総合トレードショーには、新規出展43社を含む690社が出展する。東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う展示会場の制約から東棟が使用できないため、新たに南棟を新設したが、展示スペースは従来の約70%に制約されている。
今回の展示テーマは「食の技術のニッポン力(りょく)」で、食品産業における高品質化を図る技術、効率化のための最先端テクノロジー、ユーザー業界が関心を寄せる人手不足に対する自動化技術、HACCPに義務化に伴う衛生対策など多岐多様なソリューションが提案される。
今回から新分野として「エンジニアリング・ロボット・IoT」分野をさらに出展製品幅を広げている。
また、新たな取り組みとして食品産業の携わる人への情報発信・コミュニケーションの場を西アトリウムに設ける。
さらに、アカデミックプラザでは国内36研究室、海外12研究室からのポスターセッションと国内外の大学や研究機関から19テーマの研究発表が行われる。
なお、20年は、6月23日から4日間インテックス大阪での開催を予定している。