IDECの滝野事業所(兵庫県加東市)は、中央労働災害防止協会の審査を受け、ISO45001の認証を取得した。同協会のISO45001認証としては、国内の電機業界で初めての取得となる。
同社は、「世界一安全・安心を追求・実現する追究・実現する企業になる」というビジョンを掲げており、安全・安心事業を推進する活動の一つとして、2018年1月に日本企業で初めて「Vision Zero」に登録。今回認証取得したISO45001は、Vision Zero推進の一環として実施してきた活動であり、Vision Zeroの観点から取得に取り組んだのは日本で同社が初となる。
滝野事業所は、制御用操作スイッチや制御用リレーなどの自動化生産を行い、ロボットなどを多く使用している工場。Vision Zero安全推進室を中心に、ISO45001の認証取得に向けたさまざまな活動を推進しており、全社員からのリスク情報の収集や、作業内容のリスクアセスメントなどを実施し、安全で働きやすい職場環境づくりを行っている。