ロボコム 東大と共同開発、自動定量ピッキング実現

AIとロボット活用で新システム

ロボコム(東京都港区)は、東京大学松尾研究室と共同でAIとロボットを活用した自動定量ピッキングシステムを開発。自動化が困難といわれていた、ロボットによる千切りキャベツの定量ピッキングを実現し、動画を公開した。

システムの構築には、2018年開催のロボット競技世界大会「WRC2018」ものづくり競技カテゴリーで、参加チームの中で唯一課題を完遂したオフィスエフエイ・コム(栃木県小山市)が協力。AI技術をもつ松尾研究室と、ロボティクス技術を有するロボコムの技術を統合し、最適なロボットハンドや学習ロジック・アルゴリズム・センシング方法などの開発を行うことで、千切りキャベツのような細くて柔らかいものの定量ピッキングを実現している。

ロボットハンドは独自設計のものを3Dプリンタによって製造し、強化学習によってロボットハンドの制御を自ら学習。今後もバージョンアップを継続し、早期の実用化を目指すとしている。

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