改善活動を通じて製造業、日本を元気にすることを目指す「日本カイゼンプロジェクト(柿内幸夫会長)」が5月17日、発足した。
発足の経緯と目的について、「製造業の現場改善を通じて会社経営を革新していこうというコンサルティングを始めて既に25年もの年月が経過した。その間に多くの方々と知り合い、そこでの皆様の総合力で多くの経営成果を生み出すことができた。そのほとんどの部分は、皆様相互のワイワイガヤガヤを通じて生まれた全体最適の考え方と行動により生まれたものと考えている。さらに、改善を通じて知り合った企業間でのワイワイガヤガヤの交流を通じて、一企業だけでは到底出せない大きな成果が生み出されたこともしばしば起きた。そこでこのようなワイワイガヤガヤを定常的に行えるプラットフォームがあればより多くの人々のお役に立てるのではと考え設立した」としている。
定期的な改善の勉強会とそれを通じた会員間の交流、そこでのマッチングから問題・課題へのソリューションの提供、新たな技術や素材への情報提供などのプラットフォームとして機能することを目指すとしている。