アズビル金門(東京都豊島区)は、LPガス事業者向けにさまざまなデータを提供するクラウドサービス「ガスミエール」と、IoT機器向け無線通信規格Cat・M1(カテゴリーエムワン)通信法式の「新無線通信端末」を販売開始した。
ガスミエールは、指針値データや保安情報などのメーターデータを無線通信端末を使用して同社のIoTプラットフォームに集約し、ユーザーにデータを提供するクラウドサービス。
同時発売の新無線通信端末は、ソフトバンクが提供する通信ボードの採用で全国エリアをカバーするCat・M1と、ガスメーター間の通信を行うUバスエアの2種類の通信機能を搭載。現在LPガススマートメーターで使用されているNラインとUバスの2種類のインターフェースに対応している。
また、低消費電力技術の一つであるeDRXを採用しており、バッテリーの消耗を抑え、約10年間の稼働を実現し、ソフトウエアの機能拡張や機能修正があった場合、遠隔でファイルを書き換えることが可能。
LPガス用膜式スマートメーター「K-SMα」内部に搭載する収納タイプと、その他の既設稼働中メーターと接続できる外付けタイプの2種類を用意。