IDECの2019年3月期連結決算は、売上高627億5700万円(前期比5.0%増)、営業利益57億2800万円(6.3%減)、経常利益58億4900万円(9.8%減)、当期純利益37億円(30.1%減)となった。買収効果などにより売り上げは増加したが、新規連結に伴う販売管理費の増加や、下半期以降の市場環境を踏まえた事業再編の加速などから減益となった。
製品別売上状況では、HMIソリューションが、APEM製品と制御用操作スイッチが好調に推移し、296億8500万円(前期比5.2%増)。盤内機器ソリューションは114億4400万円(1.1%増)、オートメーションソリューションは87億5500万円(7.0%増)、安全・防爆ソリューションは69億3400万円(9.0%増)、システムは32億7600万円(11.6%増)、その他が26億6100万円(3.8%増)となった。
20年3月期は、売上高600億円(4.4%減)、営業利益60億円(4.7%増)、経常利益60億円(2.6%増)、当期純利益38億円(2.7%増)を見込んでいる。