日本モレックス(神奈川県大和市)は、誤嵌合や端子の脱落を防止する電線対基板用コネクタ「L1NK(リンク) 396コネクタシステム」を4月22日に発表した。
新製品は、ヘッダー、リセプタクル、圧着端子、TPAで構成され、電流定格11.0Aに対応した単列3.96ミリメートルピッチの電線対基板用コネクタ。極数は2から6極、圧着端子はAWG18から20の電線に対応する。
極性キー機能によって誤嵌合を防ぎ、リセプタクル側に装着する端子位置固定(TPA)機構により、リセプタクルに装着したワイヤーハーネスの端子部分を所定の位置に固定することで、端子の脱落を防止する。
また、クリック音で嵌合が確認できるポジティブロック機構を装備し、260℃のリフロー処理に利用可能なリフロー対応ヘッダーを備えている。