東芝インフラシステムズは、レガシー機器を含む制御システムや工場のネットワーク用のIoTセキュリティソリューション「CYTHEMIS(サイテミス)」を4月25日から販売開始した。
新製品は、エンドポイントと呼ばれるネットワークの末端に位置するPCや機器をサイバー攻撃から守り、本来エンドポイントが行うセキュリティ処理を実行する小型のハードウエアデバイスと、それを管理するシステムのパッケージソリューション。プラットフォームに依存することなく、レガシー機器にも対応が可能。
ハードウエアデバイスにより機器間の相互認証や通信の暗号化を行いネットワークがセキュアになるため、不正アクセスやマルウェア感染を削減することができる。また、USBメモリ等からのマルウェア感染を検知し、感染拡大を防ぐことも可能。
管理システムは、ハードウエアデバイスのリモート設定や、検知したセキュリティ異常を収集し、見える化することができ、セキュアなネットワークでのリモートメンテナンスやリモートアップデートも可能。デバイスのサイズは幅84×奥行き84×高さ38ミリメートル、約170グラム。