日東工業の2019年3月期連結決算は、売上高1169億8400万円(対前期比8.2%増)、営業利益64億7200万円(同12.5%増)、経常利益64億500万円(同13.9%増)、当期純利益40億4600万円(同40.4%増)の増収増益。
設備投資需要の高まりから、標準品の売上が増加、情報通信関連流通事業の売上も堅調に推移した。また、当連結会計年度に子会社化した北川工業とその子会社が売上増加に寄与した。
部門別では、配電盤部門は、既存市場の高圧受電設備や分電盤の売上が堅調に推移し、売上高433億3200万円(同4.7%増)。
キャビネット部門は、堅調な設備投資需要を背景にボックスなどの売上が増加し、同235億6100万円(同7.0%増)。
情報通信関連流通事業は、主力のネットワーク機器やその部材の売上が堅調に推移したが、太陽光発電システム市場の縮小により関連商材の売上が減少、同329億1000万円(同4.1%増)。
20年3月期は、売上高1280億円(同9.4%増)、営業利益90億円(同39.0%増)、経常利益90億円(同40.5%増)、当期純利益65億円(同60.6%増)を予想。