明治電機工業の2019年3月期連結決算は、売上高829億7800万円(対前期比22.3%増)、営業利益44億1100万円(同56.7%増)、経常利益46億3600万円(同54.0%増)、当期純利益31億5300万円(同46.8%増)。
同社グループは、「次代に向けた経営基盤の強化」を基本方針とした第9次中期経営計画に基づき、エンジニアリング力の強化やグローバルビジネスの拡大、コンポ販売の領域拡大、商材づくりなどに取り組み、増収増益となった。
今後の見通しについては、米中通商問題の動向や中国経済の先行きなど不透明感が払しょくできず、世界経済の減速が懸念され、自動車関連企業では、競争力強化に向けた設備投資・研究開発投資は底堅く推移するものの、前期比では減少を見込んでいる。
20年3月期は、売上高800億円(同3.6%減)、営業利益35億2000万円(同20.2%減)、経常利益36億9000万円(同20.4%減)、当期純利益24億5000万円(同22.3%減)を予想。