日本電気制御機器工業会(NECA)は、「第8回定時社員総会」を東京・浜松町東京會舘で5月31日開催した。
総会は、舩木俊之会長を議長にして、2018年度事業報告および収支計算、19年度基本方針・施策・事業計画および収支予算を審議し、承認した。
19年度は、「5ZEROマニュファクチャリングの推進加速」を基本方針に、「3S」活動として、①ものづくり・ことづくりの推進②国際標準化・規格化の推進③安全・セキュリティ・環境への取り組みを進める。また、今年11月に開催する展示会「IIFES」を活用してNECAの訴求拡大にも取り組む。
舩木会長の任期満了に伴い後任の会長に、オムロンの尾武宗紀執行役員を選出した。
また、新任理事として、IDEC藤田俊弘、光洋電子工業森豊、サンミューロン川島敬介、シュナイダーエレクトリックホールディングス石井友亜、富士通コンポーネント青木茂光、不二電機工業八木達史の各氏を、新任監事にベスタクト・ソリューションズ生山武史、本多通信工業佐谷紳一郎の各氏が就任した。
尾武新会長は「5ZEROマニュファクチャリングは、5つのゼロで始まる究極のものづくりの姿であり、その導入のポイントやユースケースなどを導入ガイドラインとして公表していきたい」と述べた。