ネット販売商社の米・マウザー・エレクトロニクス社は、2018年の売り上げが、前年比40.7%増(約5億5000万ドル増)の19億ドルとなった。
これは、14年~17年までの3年間での売上増加額約4億200万ドルを1年間で達成したことになり、順調に伸長していることを示している。
18年は、アジアが前年比49%増、欧が同46%増、米が同35%増と大きな増加を示しており、地域別では米が45%(17年比3%減)と比率が下がり、アジア25%(同2%増)、欧30%(同1%増)が上がっており、売り上げの半分以上をアジアと欧が占めてきている。日本も2年連続で50%以上売り上げを伸ばしており、アジアでの成長率では中国に次いで2位となっている。
19年は、新たなカスタマー・センターとして、ブラジルとポーランドはすでに開業し、べトナムとフィリピンでは現在開設準備中。
また、現在100万点以上の製品を在庫しているが、今後も継続して拡充を図るために、新たに1100平方メートルの配送センターの拡張工事を行っており、19年末に完成を予定している。