ARCアドバイリ・グループ主催、オートメーション新聞など協賛の「第21回ARC ジャパンフォーラム2019」が、東京・両国のKFCホールで7月9日午前9時30分から開かれる。
今年のフォーラムのテーマは「産業とシティにおけるデジタル変革を推進」。
デジタル変革の波が製造業の日常の業務の改革から新事業モデルの生成までさまざまな領域で浸透するなかで、基調講演として三菱ケミカル生産技術部の青山貴征氏が「デジタル変革(DX)ビジョン&チャレンジ~三菱ケミカルのDX取り組み事例」、ARCアドバイザリグループのウヴェ・グルンドマン氏が「産業とシティにおけるデジタル変革を推進」について行う。
OPC UAとTSN(タイム・センシティブ・ネットワーク)の連携、5G通信、さらにブロックチェーン技術も含む、ネットワーキングおよび通信技術の新たな展開を紹介。グルンドマン氏は、製造プロセスにおける将来のオートメーション技術に関連して、欧州オープン・プロセス・オートメーション(OPA)の取り組みや、欧州の化学ユーザー企業を中核とするNAMURによるモジュラープラント、モジュラー製造に関する取り組み動向を説明する。
また、セキュアな産業クラウド接続によるIoTサービスの実現(Skkynet)、次世代スマートファクトリの取り組み(横河マニュファクチャリング)、OT環境にフォーカスしたサイバーセキュリティ対策の提案(トレンドマイクロ)、デジタルツインの生成から活用まで(ベントレー・システムズ)、ウェアラブル端末の現場での活用(日本ハネウェル)、製造におけるAI活用事例(三菱電機)など、デジタル技術活用の話題と事例が紹介される。
参加費は1人7万円(7月2日までの申し込みは50%OFF)。
参加問い合わせはARCジャパン(℡04-2991-1685、メール=arcjapan@arcweb.com)まで。