CKDは、ステッピングモータを搭載した電動アクチュエータ5機種と、アクチュエータの自動認識機能を搭載した「コントローラECR」を5月30日から発売した。
今回発売した電動アクチュエータは、「スライダタイプEBS-M、ロッドタイプEBR-M、グリッパタイプFLSH、テーブルタイプFLCR、ロータリタイプFGRC(各3サイズ、合計15種類)」の5機種。
このうちスライダタイプとロッドタイプは、ボディと一体になったアウターレールガイドを採用し、小型化と高剛性を同時に実現。コントローラECRを使用することで、可搬質量は最大160%、動作速度は80%従来機種より向上。バッテリー交換が不要で、現在位置情報を保持するアブソリュートエンコーダを搭載しているため、電源が遮断しても、電源投入時の原点復帰が不要。設備の早期復旧が可能となる。
コントローラECRは、異なる機種やサイズのアクチュエータを動作させることができ、複数のECRを隣接設置して制御ボックスの省スペース化を図ることにもつながる。