ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)は6月14日、第5回総会を開催。2018年度の事業報告と19年度の事業計画案と予算案、人事案を提出し、総会で承認された。
任期満了による新会長の選任が行われ、日本機械工業連合会の大宮英明会長が再任。会員代表者の変更にともなう副会長の選任も行われ、新副会長としてJEITAの遠藤信博会長、JEMAの長榮周作会長が就任した。
19年度の活動について、引き続きワーキンググループ(WG)として ①IoTによる製造ビジネス変革WG ②ロボット利活用推進WG ③ロボットイノベーションWGの3つを掲げた。
①IoTによる製造ビジネス変革WGでは、国際標準化と産業セキュリティを進めるほか、運営強化として関連工業会との連携強化等を進める。②ロボット利活用推進WGでは、ロボット制御の資格検定制度の検討、ロボット産業界と高専、工業高校等とのマッチングのための新組織検討など。③ロボットイノベーションWGではプラットフォームロボットや安全基準・ルール検討のフォローアップ等を行う。
またRRIが活動5年目を迎えるにあたり、20年度以降のアクションプランの検討と実施体制の準備を進めるとした。