米・ストラタステクノロジー社は、シンプルな操作で高いパフォーマンスと可用性を実現するエッジ向けコンピューターとして、仮想化および可用性レイヤーの「Stratus Redundant Linux 2.0」、および新ハードウエアモデル「ztC Edge110i」を、6月4日から日本でも販売を開始した。定価は190万円。
2018年9月に発売した「ztC Edge100i」を、セキュリティ、システム監視、および可用性で機能アップを図った。
セキュリティでは、産業用制御システムに求められるニーズに対応し、ホストベースのファイアウォール、USBポート使用の制限、認証の改善、安全な通信プロトコル、信頼できるブートプロセスが提供している。
またシステム監視では、ハードウエアセンサの追加、アプリケーションと仮想マシンのパフォーマンス監視を提供。しかも、OPC UAもサポートして、ztC Edgeシステムの健全性情報を既存の産業用監視ツールとダッシュボードに簡単に組み込むことができる。
さらに、可用性では、従来のハイ アベイラビリティ モード(HAモード)に加え、フォールト トレラント モード(FTモード)を新たにサポート。アプリケーションの重要性に応じたモードを選択が可能。
一方、最新バージョンのソフトウエアは、新モデル110iと、既存のモデル100iのどちらでも利用できる。
同社では、今後は自律機能を強化しながらライアンアップの充実に取り組んでいく計画だ。