三菱電機は、国際的な広告賞「エフィー賞」で、同社が米国で展開している「ビルディングソリューションサイト」が米国地域のBtoB枠で銅賞を受賞した。
エフィー賞は、マーケティングコミュニケーション活動を広告効果の面から世界基準で評価・表彰する広告賞で、1968年に始まり、今年で通算50回目を迎えた。今回のBtoB枠での受賞は同社のみで、日本の電機メーカーがBtoB枠で受賞するのは初となる。
ビルディングソリューションサイトは、米国市場向けにビルに関連するソリューションや関連機器の情報を網羅したサイト。従来のフェイス・トゥ・フェイスの営業活動と並行して、オンライン上で情報提供を行い、潜在顧客の発掘から継続的関係の構築まで、一連のマーケティング活動が行えるデジタルマーケティングプラットフォームとして確立。
実際の営業チームの通常業務の中に組み込み、BtoBにおけるビジネス展開をICT技術の活用によって組み直すデジタルシフトの取り組みが評価された。
同サイトは、インターネット上に世界最大級とするビルを構築し、フロアごとに複数の製品を配置しショーケース化しており、動画を用いた説明や、推定ランニングコスト、エネルギー削減量の試算が可能な簡易コスト試算機能などを搭載している。