竹中電子工業(京都市山科区)は、現場での可視化、センサ情報の見える化が行えるIO-Linkデジタル2画面表示ファイバセンサ「F85RN-ILP」を6月から発売した。
新製品は、ファイバセンサF85RNシリーズにIO-Link機能を追加しており、センサ全機能の設定や調整変更が、パソコンやPLCなどから遠隔で行える。初期導入時や再調整での立ち上げがスピーディーで、センサ交換を行うだけでメンテナンスが不要、パラメータの設定を引き継ぐためマニュアルや特別な知識も必要ない。
また、センサの誤接続や誤配線を検知し、検出面の汚れなどが要因で起こる不安定動作を知らせ、誤動作を未然に防ぐことも可能。ワークの状態や生産状態など人による監視の負担を削減し、正確な状態監視による予知保全を実現。設備のダウンタイムの最小化や保全タイミングの最適化を図ることができる。
目標販売台数は年間1000台。