オプテックス・エフエー(京都市下京区)は、センシングドーム照明「OPDシリーズ」と、センシングマルチリング照明「OPMシリーズ」の外径サイズΦ116ミリメートルの白色・青色を6月11日から6月下旬にかけて順次発売している。
センシング照明は、独自技術の「FALUX sensing」を搭載した画像処理用LED照明で、センシング対応コントローラと接続することで、輝度のモニタリングとフィードバック制御が可能になる。長期的な使用に伴いコントローラ側で調整を行うことで、約5万時間の長期に渡り同一輝度を保つことができる。
新製品は、従来比最大4倍の明るさにアップし、高輝度・高均一な拡散光の照射によって、反射を抑えた撮像が可能。
OPDシリーズは、ドーム型の拡散板に反射させた光を照射し、R形状や凹凸面のあるワークでも影のない撮像ができるため、光沢のあるパッケージ上の異物検査や印字検査に適している。
OPMシリーズは、曲面形状の拡散板から均一な光を照射。ローアングルからハイアングルまで使用でき、金属面のエッジ検出や大きいワークの形状検査など、幅広い用途に対応する。
7月末に、両シリーズの同サイズ赤色も発売予定。