シーメンスは、SMT(表面実装技術)向けSEMI規格に対応するM2Mコントローラ用通信インターフェースを、6月5日から提供開始した。
SMTは従来、SMEMAを使用したIO信号での装置間通信が主流だが、モノと情報がバラバラで、設備同士がつながらないという課題があった。
新たなSEMI通信規格(SEMI A1/A2)は、設備間でモノと情報を同時に搬送し、マルチベンダー環境でも簡単に接続ができる。
同社のSMTライン向けM2MコントローラSimatic S7-1200 PLCは、既存装置への追加での実装を想定しており、SMEMAから新たなSEMI規格へのネットワークゲートウェイとして、安価で簡単に実装することが可能。装置間をEthernetで接続し、基板と情報を同時に搬送、マルチベンダ間の異なる通信を統一することができる。