アムニモ(東京都武蔵野市)は、IIoTの導入から運用まで必要な機能をパッケージ化し、1カ月単位から利用できる産業向けIoTサービス「amnimo sense beta(アムニモ センス ベータ)」を6月11日から提供開始した。
中小企業によるIoTは、専任の人材がいないことや新規事業への継続的な投資が難しいといった理由から、導入や活用があまり進んでいないという課題がある。
新サービスは、デバイスの台数や通信容量、ユーザー数などに応じた課金制で、1カ月単位から手軽に利用できるサービス。センサからのデータ取得、通信、運用、監視、セキュリティまで、必要な機能が全て基本サービスに含まれている。
通信部分と入出力インターフェースが一体化した、同社独自開発のエンドポイントデバイスは、LoRa通信による低消費電力で、長期にわたってデータを取得し続けることが可能。
具体的にどのようなデバイスを使用してデータを取得し、どう活用すればいいのかわからないというユーザー向けに、ウェブサイト上ではシーン別の構築手順「IoTレシピ」を掲載している。
新サービスの利用は、同社のeコマースサイトから直接加入が可能。