日本モレックス(神奈川県大和市)は、高振動の環境でも確実な接続信頼性を実現する0.50ミリメートルピッチFFC/FPCコネクタ「FBH2シリーズ」を発表した。
新製品は、Easy-Onアクチュエーターというロック機構を装備しており、FFC/FPCを固定するアクチュエーターを、挿入方向の反対側に倒すバックフリップ型となっている。
挿入間口方向にカバーを倒すフロントフリップ型と違い、ケーブルが上方向に引っ張られても、十分な強度を確保することができるため、ケーブル引き回しの自由度が向上する。マイナス40~プラス150℃の動作温度範囲と、20Nのケーブル保持力を備えた優れた耐衝撃性で、さまざまな分野への提案が可能。
FFC/FPC挿入構造は、ZIF(Zero Insertion Force)構造を採用しており、挿入時のねじれなどを防ぎスムーズな挿入と仮保持ができる。接点が2カ所あるデュアルコンタクト端子設計のため、高い電気的接続信頼性も実現。