画像処理検査⽤LED照明メーカーのシーシーエス(京都市上京区)は、AIを活⽤した検査環境の提案を加速するため、京都本社内にAIラボを開設し、6⽉17⽇から運営を開始した。
近年、⼈⼿不⾜の解消や品質の向上を⽬的として、産業⽤途へのAIの活⽤ニーズが急速に⾼まっている。
同社は、AIによる画像認識においても、検査環境および検査対象に最適な照明・カメラ・レンズの提案を⾏い、より⾼い認識精度、安定した判定を実現するために、2018年7⽉に東京営業所内にAIラボを開設し、検査プロセスにおけるAI導⼊のサポートを⾏っている。
今回、京都AI ラボを開設することで、⻄⽇本におけるユーザーへのAI導⼊⽀援の強化に注⼒していく計画としている。
① 豊富に取り揃えた照明・カメラ・レンズの最適選択と条件出しで、AIが認識しやすい画像取得を実現
② マシンビジョンに特化したAIを複数種類⽤意しており、検査対象物や検査環境に応じた検証が可能
③ 数⼗〜千個程度のサンプルを撮像する実証実験(n増し)について、同社で受託実施が可能であり、取得した撮像データを基に検証を⾏うことで、ユーザーのAI導⼊における⼯数の⼤幅低減を実現する
これらの提案によって、同社はユーザーの画像処理におけるAI導⼊を強⼒にサポートしていくという。
▼AI による画像分析例(茶葉の異物混⼊分析)
■概要
シーシーエス 京都AI ラボ
開設⽇ :2019年6⽉17⽇(⽉)
所在地 :京都市上京区室町通出⽔上ル近衛町38 番地
問合せ先:シーシーエス株式会社 京都本社 MV ソリューション課
TEL:075-415-8277