ZMP(東京都文京区)とサトー(東京都目黒区)は、ZMPの物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ) AD(自律移動モデル)」に、サトーの経路案内ソリューションを連携させ、倉庫内でのピッキング作業者の歩行距離を最小限にする機能「CarriRo Visual Warehouse」を発表した。
サトーの経路案内ソリューション「Visual Warehouse」は、独自のアルゴリズムで倉庫内ピッキング作業者の最短移動距離を算出し、画像や音声で指示するナビゲーションシステム。
新機能は、この算出された作業者の最短ルート情報と、そこから計算される人とCarriro ADとの最適な合流地点の情報を、CarriRo ADが走行するルートの目印情報として共有。この情報に沿って自律走行し、作業者との最適な合流地点で待機。作業者がピッキングした商品をCarrio ADに積載し、次のエリアに自動走行することができる。
同機能は2019年下期にリリースを予定、詳細価格や販売開始時期などは、7月23日から開催の「ZMP World 2019」で発表予定。