アズビル セキュリティフライデー(神奈川県藤沢市)は、制御システム専用のサイバーセキュリティ対策として、ネットワークセンサ「VISUACT-XA」を7月10日にリリースした。
重要インフラのプラントや工場は、その監視のための制御システムが導入されているが、それらのシステムに一般的なITシステム用サイバー攻撃検知の製品を導入すると、ネットワークに負荷がかかるなど安全確保上のリスクが発生する場合がある。
VISUACT-XAは、インターネットへの接続が不要で、ネットワーク自体に悪影響を及ぼさずに設置できる制御システムに特化したネットワークセンサ。異常を検知した際は回転灯などの表示機器へ直接通知が可能。センサ部は、許可されているアクセス以外を検知するホワイトリスト型(安全対象検知)センサと、Windowsの通信に隠れているサイバー攻撃を検知するAI型センサを併用し、サイバー攻撃へのいち早い気づきを実現する。
VISUACT-XAインストールライセンスは、年間250万円。