星和電機(京都府城陽市)は、防爆形非常用LED灯器具「VZBA-V2シリーズ」を7月9日から受注開始した。
新製品は、IEC規格整合(国際整合防爆指針)に適合した防爆形非常用照明器具で、爆発性危険場所ZONE1、ZONE2および水素ガスが発生する場所でも使用することが可能。
1台で通常時・非常時ともに明かりの確保ができ、防爆エリアでオールLED化を実現する。常用点灯時は直管形LEDモジュールの光源が点灯し、設備の保安メンテ用として交換ができる。
非常用光源部は蓄電池と充電モニターを内蔵し、ランプモニターにより充電状態を確認することが可能。
また、床面に対して広い範囲を均一に照らす光学レンズを独自開発しており、避難時に必要な明るさの確保と、非常点灯時の設置間隔が既存光源のものより広くとることができる。
蓄電池は環境にやさしいニッケル水素蓄電池を内蔵。取り付けは、設置場所に応じて8種類のバリエーションを用意。標準取付ピッチは500ミリメートルだが、800ミリメートルの既設器具交換にも対応可能。
出荷開始は10月ごろを予定。