横河電機、統合生産制御システム 機能強化版リリース、操作監視の対象拡大

横河電機は、統合生産制御システム「CENTUM VP(センタム・ブイピー)」の機能強化版「CENTUM VP R6.07」を開発し、7月18日から発売した。

CENTUM VPは、プラントの設計からエンジニアリング、システム・機器の据え付け、生産立ち上げ、稼働後のメンテナンス、改修や変更を経て運転を終了するまで、最適な操作監視・エンジニアリング環境を提供する統合生産制御システム。今回の機能強化は、CENTUM VPに接続できる通信プロトコルの種類を増やし、統合操作監視できる機器・設備の対象の拡大や、エンジニアリング支援ツールの機能を強化している。

欧州を中心に、主に動力盤やPLCなどのネットワークに採用されている産業用ネットワークPROFINETに対応した、通信IOカードを今回開発。これまで対応していたFOUNDATIONフィールドバス、HARTなどに加え、PROFINET対応機器も操作監視ができるようになった。

また、制御ロジックや設計情報などをモジュール化し、モジュールを組み合わせて制御アプリケーションやアラームを設計できる統合エンジニアリング環境「オートメーション・デザイン・スイート」の機能を強化。モジュールをグループ化する機能の追加によって、モジュールを組み合わせて構築したアプリケーションを類似アプリケーションに再利用することや、効率よくカスタマイズすることが可能になった。

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