日立製作所 新ソリューション提供、AI活用し予兆診断

日立製作所は、プラントのモーター関連設備の電流データをもとに、AIを活用して異常発生の自動検知を行う予兆診断ソリューションを10月から提供開始する。

プラントに設置されているモーターやギアボックスなどは、熟練の保守員が巡回し、一つ一つ点検・診断作業を行う必要がある。

新ソリューションは、個々のモーター関連設備に振動・温度センサを設置する必要がなく、電機室の制御盤内に設置された電流センサによるセンシングデータをもとに、遠隔で分析を行うことが可能。微小なモーター電流挙動の変化から、対象機器の劣化状態を表す特徴量を抽出し、独自開発の機械学習によってモーターの異常を見つけ出すことで、故障予兆診断を行うことができる。導入時の初期コストを抑えることができ、安全な環境で作業を行えるようになる。

対象設備が多い場合も効率的な保守が行え、多数の設備の劣化状態を把握し、必要と判断したものだけにメンテナンスを行うことも可能。保守作業員の省人化・省力化を図るとともに、保守コストの低減、また熟練の保守員に頼った診断から、システム化による診断基準の統一化を図ることも可能となる。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG