三菱電機 高精度サーマルダイオード赤外線センサー、人や物の行動を把握

三菱電機は、人・物の識別や行動把握が高精度で行えるサーマルダイオード赤外線センサー「MelDIR(メルダー)」を、11月1日から発売する。

新製品は、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」に搭載の同社が設計・製造したサーマルダイオード赤外線センサー技術を活用し、高画素化・高温度分解能化を実現している。

サーマルダイオード赤外線センサーの画素部に、半導体プロセスで支持脚を形成することで細線化し、単位面積当たりの画素数を増加。これにより、従来と比べて10倍の高画素化を可能にした。

また、サーマルダイオードと高性能アンプを同一基板内に形成し距離を縮めることで、発生する電磁ノイズを最小化。電磁ノイズによる精度劣化を抑制でき、従来比5倍の高温度分解能化を実現、0.1℃単位の温度分析が行えるようになった。詳細な熱画像が取得でき、人か物かの識別や、人が歩く・走る・挙手するなどの行動把握が可能となる。

また、独自開発のチップスケールパッケージ技術によって、真空封止に必要だったセラミックパッケージを使用せずに、真空状態での動作を実現。新パッケージ技術により、製品サイズを従来比約80%縮小させている。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG