コンテック(大阪市西淀川区)は、耐環境IoTデバイスプラットフォームを新たに開発し、ボックスコンピュータの新シリーズ「BX-R100」として8月6日から受注開始した。
新製品は、鉄道規格EN50155など鉄道用途に要求される各種規格を取得しており、鉄道車両や自動車などの移動体をはじめ、過酷な環境下でのエッジコンピューティングを実現する耐環境ボックスコンピュータ。周囲温度マイナス40~プラス70℃の状況下での起動・連続動作が可能で、耐振動5G、耐衝撃100Gに対応。低消費電力プラットフォームのインテルAtomプロセッサE3845を搭載しており、十分なパフォーマンスの確保と省エネ化も実現する。
デュアルLANポートやDC電源入力部にM12コネクタを採用し、USB2.0、DisplayPort、RS-232C、SD Card Slot、LANコネクタをPoE対応にするなど、多彩なインターフェイスを搭載している。
また、CPUファンをなくしたスピンドルレス設計のため、ファンによるホコリや異物の侵入を防ぎ、保守点検業務も軽減。