不二越は、圧倒的な長寿命化を実現した超硬ドリル「アクアREVOドリルオイルホール」を8月21日に国内外で発売した。
自動車部品や機械部品などの加工現場では工具の長寿命化の要求が高まり、また、加工硬化しやすいステンレスなどの難削材への加工需要が増える中、内部給油型のオイルホールドリルのニーズが拡大している。
新製品は、硬さと靭性、耐摩耗性に優れた新超硬材に、新発想のオイルホール「REVO Power Cooler」を採用した超硬ドリル。
流体解析と剛性解析により、最適なオイルホール形状を開発し、冷却性・潤滑性・切りくず排出性を飛躍的に向上させている。
内部給油の吐出量は、同社従来品比で2倍、加工点での高い冷却性を実現し、潤滑性、切りくず排出性を向上させることで、他社製品と比べて約2倍の長寿命化を図っている。
また、耐摩耗性と耐酸化性をもつREVO-Dコートにより、高速切削や高送り加工における加工性能が向上。一般鋼から高硬度鋼、ステンレス、チタン合金、耐熱合金まで、同製品一本で対応が可能。
各Φ3.0~Φ16.0の3D、5D、8Dシリーズをラインアップ(8D用のみ11月21日に発売予定)。