IDECは、業界初となる国内防爆検定取得の防爆マットスイッチを、9月6日から国内で発売開始した。
今回発売の防爆マットスイッチは、東京センサブランドのマットスイッチと、IDECの安全保持器(リレー・バリア)をベースに構成。双方の強みやノウハウを生かし、防爆マットスイッチ専用の安全保持器「EB3C形」3台と組み合わせることによって、マットスイッチとしては業界で初めて国内防爆検定に合格した。
ゾーン1、ゾーン2の防爆エリアでも使用可能なため、自動車や半導体製造装置、食品・医療機械のほか、化学プラントや印刷業界など多様なシーンで安全に使用することができる。
サイズは、最小300×300ミリメートルから最大1000×3000ミリメートルまで対応。本質安全防爆構造の1回路あたり最大8枚まで連結でき、現場に適した形にカスタマイズが可能。マット素材には、帯電しない導電性のゴムを採用している。
安全保持器は、交流電源電圧と直流電源電圧に対応したものをラインアップ。販売目標は3年で1億円。