NTTアドバンステクノロジ(川崎市幸区)は、RPAツール「WinActor」の新たなサービスとして、従量課金制クラウド型自動化サービス「WinActor Cast on Call」を9月3日から提供開始した。
WinActorは、パソコン1台から導入可能な純国産RPAツールで、Windows上の各種ソフトウエアで行う定型業務を、前もって作成したシナリオに基づいて自動処理を行うことができる。働き方改革を推進する企業を中心に、導入が加速している一方、シナリオ作成ができる社員の確保や、年間ライセンスで使用するほど自動化したい業務ボリュームがないなど、導入決定に至らないケースもある。
新サービスは、あらかじめクラウド上に登録された業務自動化シナリオをユーザーが選択して活用できるため、運用やコスト面での負担が軽減。完了後に使用量に応じて料金を支払う従量課金制となっている。アカウント登録したその日から利用ができ、どのシナリオをいつ実行したか、作業履歴の管理が可能。シナリオは、汎用的な業務を自動化するものから、特定業務に特化したものなど、多数用意されている。