ソルティスター(長野県塩尻市)は、1秒間に900万件のデータを処理し、エッジでリアルタイム分析ができる組み込みデータベース「SpeeDBee」を発売した。
同製品は、統計・FFT・機械学習などの機能を装備し、1秒間で900万件の超高速データ処理ができ、リアルタイム分析が可能。異なるサンプリングレートのデータも一元管理できる機能も搭載。リソースサイズを指定して古いデータを自動削除するリングバッファ機能を通じ、24時間365日の連続稼働が可能。トランザクション機能で万が一の電源遮断のときも自動復旧される。
エッジコンピューティング向けミドルウエアSALTYSTERと合わせることでAWSやAzure等のクラウドや各種データベース、既存システムとも連携できる。外部のシステムやデバイスに合わせた、入出力ソフトウエアのユーザーカスタマイズにも対応可能。
KVS型データベースとリレーショナル型データベースがあり、KVS型「SpeeDBee/KVS」は、センサから高速で送られてくるビッグデータを取りこぼすことなくメモリ上でリアルタイムに処理・分析が可能。ブロック単位でストレージに書き込むことで超高速処理ができ、リアルタイム性の求められるAIやIoTシステムに最適。スマート工場や自動運転等に活用を見込む。
開発ライセンスは1本あたり30万円、実行ライセンスは1本あたり5万円(本数に応じて見積り)、サポート・保守は1拠点あたり年間19万8000円となっている。
9月18日~20日までポートメッセなごやで行われるスマート工場EXPO名古屋に出展する(ブース№4-111)。