次世代ラボの開発を目指す「COTO LABOコンソーシアム」が9月9日、島津製作所の新研究開発棟「ヘルスケアR&Dセンター」(京都市中京区)内に入居した。
同コンソーシアムは、ライフサイエンス分野におけるデータ信頼性担保の重要性に賛同する8社が、業界の枠を超えて結集した共同開発体。高度な「透明性」「再現性」「効率性」を備えた次世代ラボの社会実装に向けた技術開発を目的に、島津製作所、iPSポータル、アース環境サービス、NTTデータ、オリンパス、片岡製作所、大成建設、日立産機システムの8社が5月に設立した。
今後は、さまざまな細胞の培養を通じて次世代ラボの実現性を検討するとともに、ユーザーによる価値検証を進めていくとしている。