THKは、WEBで提供している最適な製品選定や見積もり作成ができる顧客とのコミュニケーションプラットフォームサービス「OmniTHK」について、日本システムウエアと日本マイクロソフトと連携すると発表した。同サービスをMicrosoft
Azure上で構築・提供するほか、サービス拡張に向けた技術検証支援やサービス拡販、共同マーケティングなどを共同で行っていく。
同サービスは、THKとエンドユーザー、販売代理店間を連携するコミュニケーション基盤として7月から全面提供を開始している。同社の顧客がこれまで困っていた課題に対してWEBで解決策を提供することで、デジタルによる新たな関係性の構築を目指す。
具体的なアプリケーションとして4つの機能を提供。短納期品の在庫検索や価格、納期などの情報取得ができる「Fast Delivery」、システム上で見積もり依頼や取得、書類のダウンロードができる「Orders」、大量にある図面の管理と、AI画像解析を使った部品共通化や設計ノウハウを支援する「Your Catalog」、顧客の生産計画とTHK・販売代理店の供給時期・数量を一括管理することで発注時期を見える化・効率化する「Forecast」。利用料金は無料となっている。
さらに、現在提供中の、同社のLMガイドの状態監視と予兆検知ができるIoTサービス「OMNIedge」についても、連携も視野に入れてサービス拡充を進めていくとしている。