ヤマハ発動機は、アーム長400ミリメートルのスカラロボット(水平多関節型ロボット)の新製品「YK400XE」を9月17日から発売した。
同製品は、低価格ながら高精度・高機能の従来機種「YK400XR」の後継機種。駆動系やアームの強化による剛性アップやコントローラの性能向上等により、最大可搬質量は従来機種比1.4倍の4キログラム、標準サイクルタイムは約10%短縮の0.41秒を実現し、生産能力を向上させた。
また精密部品組立やシーリング動作に対しての最適化を図るため、実際の使用領域に最適なパラメータの採用やコントローラの性能をアップすることで軌跡精度を向上させている。
取り付け位置は従来機種と完全互換で、置き換え作業も容易に行うことができる。