OPC UA、ISA-95制定で貢献
横河電機の大野敏生氏が、計測自動制御学会(SICE)の2019年度「国際標準化賞功績賞」を受賞した。国際標準規格のIEC62541(OPC UA)とIEC 62264(ISA-95)制定での貢献が評価された。
OPCは産業オートメーション分野やその他業界における、安全で信頼性あるデータ交換を目的とした相互運用を行うための標準規格で、OPC UAは、ハードウエアやOSに依存せず、高いセキュリティと拡張性を有する。
ISA-95は、企業システムと生産システムの統合のための規格で、製造オペレーションマネジメントのリファレンスモデルとして欧米を中心に普及している。
大野氏は、OPC協議会とIEC/TC65委員会で、国際標準規格の開発、規格文書の品質向上および普及活動に長年にわたり取り組んできた。